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Firefly VC(DRAGON:1/35)
待ちに待ったtascaのファイアフライが発売され、M4A4シリーズもこれで安心して作れる時代が到来しましたが、買う前にDRAGONを作ってしまわないと、ということで勢い半分で製作しました。

今回のキットは、Firefly最新版のNo.6182ではなく、最古のNo.6031を使用しています。
私は製作において、実車に関する考証などをあまり意識しない方ですが、このキットはそのまま組むと砲塔すら回らないという話を聞いていたので、今回は、現状で出来る所まで改修してみました。

主な改修点は画像下の説明に委ねますが、今回の一番の目的は、「イギリス戦車のキャタピラ追加装甲」でした。今回はよく写真で見かける大量にキャタピラを取り付けた車両を再現しました。ちなみにマーキングはカナダ軍仕様のものです。

なお、今回の製作にはAMOS東京さんのライブラリコーナーにある「M4A4 Kit FAQs&Bogey」という記事の邦訳を大変参考にさせていただきました。記事を書かれたMike Canadayさん並びにAMOS東京さんにはこの場にて御礼申し上げます。素晴らしい解説並びに翻訳記事ですので、ぜひご覧になってください。

(製作・文:プラモ人・ガボラ)




給油口の水抜き穴の開口、プラペーパーによる左右フェンダーの取り付けを行っています。


キットのまま組んだ砲塔底部は歪な形をしているため、これを真円に近づけています。
他には、装甲箱を除いた砲塔後端を1.5mm削り、砲塔右面のキューポラの輪郭を強調しています。


ドライバーズハッチ突出部の左右幅詰めを行っております。前部フェンダーは薄く削りこんでいます。


ドラゴン初期のM4A4車体下部(シャーシ)は約4.2mm弱長いので、これをレザーソーでシャーシ後部から余分な部分を切り落とし、修正します。
具体的にはアイドラーホイールの位置が前方に約4.2mm移動することになります。 次にVVSSサスペンヨンですが、初期キットは上部転輪基部が斜めの後期タイプしか入っていないので、水平の前期型を同社M4A1(No.6083)の余剰パーツから使用しました。


VVSSサスペンヨンですが、初期キットは上部転輪基部が斜めの後期タイプしか入っていないので、水平の前期型を同社M4A1(No.6083)の余剰パーツから使用しました。
キャタピラは、AFVクラブから発売された長車体用T62キャタピラを使用しました。実は、今回の作業で一番大変だったのがこれの取り付けでした。規定の83個という長さは良いのですが、微妙に長さが足りなく、アイドラーホイールを限界まで前方へ調整しています。


積荷の布はティッシュを水溶きボンドで濡らし、乾燥後に溶きポリパテでコーティング。




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